2011年12月28日

門松のお話

お正月の風物詩である門松は、もちろん単なる飾り物ではありません。
神様(歳神)の依代とされ、下界に降りてくる時の目印と言われています。
DSCN3697.JPG玄関先を清め、悪い鬼、又は邪気などが家の中に入らぬように門松を立てて、歳神を招く風習として広まりました。
古より木の梢に神が宿ると考えられていて、常緑樹の松が一般的になったようです。
でも、門松で目立つのは松よりも竹ですよね?
それは「松は千歳を契り、竹は万代を契る」という諺から、縁起をかついで歳神が永遠に宿るように、との願いを込め松と竹を組み合わせたそうです。
歳神は本来「豊穣の神」であり、新年に招かないとその年の豊作は望めないと考えられていたので、門松は大切なアイテムだったのです。

竹の先端の形は、斜めに切った「そぎ」と、平行に切った「寸胴」の2種類があります。
古くからの「寸胴」に対して「そぎ」は、徳川家康が唯一の敗北である武田信玄に対し、「次は武(竹)田を斬る」という念を込めて、斜めに切った事から江戸時代以降に広まっ
たとされ、今では最もポピュラーな門松となっています。
縁起ものには若干そぐわない由来のような気もしますが、
徳川家はその後、繁栄を極めたので 「 心願成就の証 」
なのでしょうか。 成り立ちはともかく、筆者は竹の精悍さが強く感じられる「そぎ」の門松は好きです。
銀座ピアースビルでは、昨年は伝統的な「寸胴」の門松でしたが、今回は「そぎ」を選んでみました。
今年はエントランスをリニューアルしたので、華やかさを演出するため、少しアレンジを加えてみたかったのです。それには、より馴染みのあるタイプが良いだろうと考えたからです。

門松のアレンジは実に様々な様式があります。関西では葉牡丹を植え込み、竹を覆うほどの松や南天で飾られ、とてもゴージャスです。
IMG_0846a.jpgまた、「モダン門松」と呼ばれる洋風建築に合うようなフラワーアレンジも多数あり、それはそれは美しいものです。
そこまで立派なモノは作れなくても、ちょっぴりドレスアップなら…と、挑戦してみました!!
しめ飾り、橙、縁起花センリョウ(千両)、扇…等々 
ちょっと欲張りかな、と思いつつ、鋭い松の葉に苦戦しながら掻き分けて飾り付け。

出来栄えはいかがでしょう?

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「シンプルな方がずっといい」 な〜んて、お声も聞こえてきそうですが…
クリエイティブな向上心に免じて、今回は大目に見てくださいませ(笑)

縁起モノのひとつひとつの意味を学びながら、スタッフが心を込めて飾った門松に、
歳神さま(お客さま)が どうか喜んで宿って下さいますように。

  よいお年をお迎えくださいませ



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2011年12月27日

X'mas から お正月へ

12月26日… 華やかだったクリスマス飾りが一斉に撤去され、銀座の街はお正月モードに変わりました。

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もともとのキリスト教の国々では「The Twelve Days of Christmas」と呼ばれる、
キリストの生誕の12月25日から12日目までをクリスマス期間としています。
DSCN7319a.jpg従って、12日目にあたる1月6日以降にクリスマスツリーや飾りを片付ける慣わしがあります。
そういえば、ニュース映像で海外の新年カウントダウンには、背後にクリスマスイルミネーションが映っていることがありますね。
アジアの近隣諸国は旧暦で生活しているので、お正月は2月。 中国でも韓国でも、ツリーを片付けるのは12月26日ではなく、新年を挟んで旧正月近くまで飾られていたりします。

日本では、明治政府が西洋に習って陽暦を採用したため、1月がお正月になりました。
12日間のクリスマス期間を祝わず、一夜にしてクリスマスからお正月にチェンジするのは、もしかしたら日本だけかもしれませんね。

前職が小売業だった筆者にとって、12月25日の夜は一年で一番忙しい夜でした。
大量の飾りを片付け、商品を入れ替え、ディスプレイも変更… 大きな売場設置やショーウィンドウ担当の場合は、徹夜作業になった事もしばしば。
クリスマスの夜、街に消えていくカップルを横目で見ながら、黙々と作業をしていたものです。  と、これは余談でした(笑)

DSCN7292a - コピー.jpg「洋」 のクリスマスから 「和」 のお正月への模様替え… 
筆者は、このメリハリが大好きです。
日本人の多様性に満悦すると伴に、一年の締めくくりと
新年を迎えるため心機一転となる、大事な儀式のような気がします。
銀座ピアースビルでも、エントランスや各テナントが一斉に模様替えをしました。
早々に門松が届き、デジタルサイネージもお正月バージョンに変わっています。
今年もあと数日… 短い期間ではありますが、訪問されるお客さまやスタッフの方々に楽しんでいただけましたら幸いです。

DSCN7302a.jpg111027ピアースビル_ヨコ 正月用.jpg


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2011年12月19日

X'mas デコレーション3

銀座 高級クラブの X'mas 飾り

本格的な寒さを迎え、晴天続きで空気が乾燥する昨今…
帰路に遠回りして銀座の街を廻り歩く楽しみも、もう後少しになりました。
街を飾る X'mas イルミネーションは名残惜しそうに、一段と輝きを増しているように思います。 そう、この時期が最も美しいのですよね。
DSCN7171a.jpg街路樹や、ビルのエントランスは眺める事ができますが、個々のお店はどのような X'mas の飾りがされているか、とても興味深いところです。

今回は、銀座ピアースビルの高級クラブの飾り付けを 少しだけご紹介します。

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エレベーターを降りると、そこはテナントさんの玄関のあるホール。 
重厚な扉、壁、店名サイン…  そして、X'mas 飾り。
ツリーや電飾、生花 などが美しく飾られて、お客さまをお迎えしています。

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入口がこのように素敵なら、店内はさぞかし!! と期待が膨らみますが… 
それは、お客さまだけの世界… でございます。

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銀座ピアースビルのテナント紹介
銀座ピアースビル ホームページ  http://www.gpb.co.jp/top.html

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2011年12月11日

サンタクロースとオーロラのお話

サンタクロースの起源が、貧しい人々に施しを行った聖ニコラスである事は良く知られています。 赤と白の衣装は、コカ・コーラのイメージカラーをまとったサンタクロースのイラストを広告に使ってから定着した、という話も有名ですね。
今回は (少し前で恐縮ですが) 2005年のフィンランド旅行の折 「本物のサンタクロース」 に貰ったプレゼント(?)のお話を書いてみました。

fin (83).JPGフィンランドのラップランド州の州都ロバニエミから
8キロ北に行くと北極圏の境界ラインがあります。
サンタクロースの住む 「サンタクロース村 Santa Claus' Village」 は、その真上にあります。
テーマパークであり観光スポットですが、アトラクションはなく、オフィスと郵便局、数件のグッズショップと近くにトナカイ牧場があるだけの簡素な施設です。
fin (112).jpgそれでも、世界中から観光客がやって来るのは、
「本物のサンタクロース」 に会うためです。
施設の真ん中にオフィスがあって、サンタクロースはそこで、世界中から届く手紙に返事を書くお仕事をしています。そして謁見の時間になるとサンタクロースの部屋に現れ、順番に訪問者とお話ししたり写真を撮ったりします (もちろん有料…)
実は、サンタクロースはラップランド州の公務員です。公認サンタは常時10人くらいだと聞きました。 ローテーションを組み世界中にでかけPRや奉仕活動を行うそうです。
数ヶ国語を話し、ホスピタリティが必須のエリート公務員のようです。

fin (103).jpg係りの人に案内され、謁見部屋に入ると、そこにはイメージ通りの大きな身体のサンタクロースが微笑んでいて
「コンニチハ。オナマエハ?」 と日本語で語りかけ一緒に写真撮影。 その後、少しだけお話ができます。
筆者が 「オーロラを見に来たのに、まだ一度も見られない。今日は見れるでしょうか?」 と尋ねると、満面の笑みで、ゆっくりと丁寧に英語で答えてくれました。
「オーロラは天からの贈り物だから、いつもあるのですよ。でも、雲が隠してしまう。今日はいい天気だからきっと見られますよ。私を信じて」 大きな手で、筆者の手の甲をポンポンと叩いてウィンクを! 何とも、お口の上手なチャーミングなサンタクロースでした。

筆者は、ラップランドの最北端から南下して来たので、もう殆どオーロラを見るチャンスは残されていませんでした。 ロバニエミは緯度的に観測ギリギリの地点であり、街の灯りがオーロラ観測には向いていないとの事… 翌日にはヘルシンキに移動です。
でも、サンタクロースの言葉を信じて(?)、最期の夜に期待し、一晩中粘ってみようと決めました! 午後3時には真っ暗になってしまうので、夜はとても長いのですけど…。

fin (171).JPGホテルから徒歩10分ほどの所に見通しの良い大きな川があります。夕食後、ツアーの仲間たちが自然と集まって来て、祈るようにずっと空を見上げていました。
皮膚の感覚が無くなるような寒さで、段々と人が減り始め、筆者も諦めてホテルに戻ろうと歩き出した時、後方から歓喜の声。  「ねぇ、少し緑っぽくない?」
急いで河川敷に戻ったら! 目の前に緑色の光がうねうねと現れたのです! 
それから約15分くらいでしょうか? 変幻自在のオーロラショー。
fin (195).jpgfin (199).jpg
よく 「なびくカーテンのよう」 と言いますが、確かに一時として同じ形をしていません。
ゆっくりと、浮かび上がるように、濃淡をつけながら消えては現れ…
手が届きそうなくらい低いところまで降りてくるようにも感じました。
もっとずっと北の森林地帯での滞在3日間に見られなかったオーロラが、たった一晩の北極圏最南のロバニエミの街で見られるなんて、何てラッキーなんでしょうぴかぴか(新しい)
これは、やっぱりサンタクロースからの贈り物だったのでしょうか…? 
感動のエピソードとして、そう信じることにいたしましょう。

2011年12月10日 昨夜は皆既月食でした。
ベランダで寒い中 月を眺めていたら、当時の感動が蘇ったので書いてみました。



posted by 銀座ピアースビル at 00:02| 季節のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月10日

アドベント・シュトーレン

今回は、銀座ピアースビル1階 洋菓子店ピエスモンテの季節限定ケーキ
「シュトーレン」の紹介です。

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「シュトーレンは、クリスマスイヴの四週間前の日曜日から食べ始めます。
イヴの夜に最後の一切れを食べ、クリスマスを迎えるという、14世紀ごろドイツの古都
ドレスデンで生まれた伝統菓子です」

ピエスモンテのシュトーレンには、上記のようなお菓子の由来が同封されています。
説明にある「クリスマスイヴの四週間前の日曜日からクリスマスイヴまで」
この期間をアドベント(待降節)と呼びます。
pw-f1625.jpg「アドベント」には「到来」「出現」などの意味があり、
イエス・キリストの誕生を待ち望む期間の事です。
アドベントカレンダーなる物を、書店の絵本売場や
おもちゃ屋さんで見かけた事はありませんか?
クリスマスまで、一日毎に窓を開けていく12月限定のカレンダーで、クリスマスまであと何日…と指折り数えて楽しみます。アドベント期間、少しづつ食べるシュトーレンは、クリスマスまでのカウントダウンのお菓子なのです。

src_stollenfest_de.jpgシュトーレン発祥の地、ドイツのドレスデンでは毎年盛大に「シュトーレン祭り」が開催されます。
巨大なシュトーレンのパレードがあり、クリスマスマーケットも開催され世界中から観光客が訪れます。
凍えるくらい寒いそうですが…行ってみたいなぁ〜

さて、ピエスモンテのシュトーレン。
筆者は昨年の新発売よりの大ファン。ぎっしり詰まった最高級のドライフルーツが大人の味で、美味なんです 揺れるハート 特に大きなドライイチジクは絶品です。
回りのお砂糖のコーティングがすご〜く甘いのですが、これは産着でまとった幼子イエスを模した伝統的な形なのでお約束。外せません!
サクサクっとした触感が、しっとりフルーツとコラボして最高。
コーヒー好きの筆者ですが、このお菓子は濃いめにいれた紅茶が最も合うと思います。

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昨年はスライスが上手にできなくてボロボロにしてしまったので、今年はパン切り包丁でトライしたら… はい、とてもキレイに切る事ができました。
アドベント用なので、もちろん日持ちするし、段々と味の変化も楽しめるのですよ。
ピエスモンテのシュトーレン、ぜひご賞味ください。 お勧めです!

IMG_0209.JPGラッピングもお洒落で、プレゼントに最適です。

<お問い合わせ>
ピエスモンテ  電話 03-3574-0960

*シュトーレン祭りの写真はドレスデン市の公式ホームページから掲載しました
http://www.stollenfest.com/
posted by 銀座ピアースビル at 16:49| 季節のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月03日

ピエスモンテX'masケーキ予約受付中

銀座ピアースビル1階 洋菓子店ピエスモンテでは
2011年X'masケーキの予約受付が始まりました。

IMG_0199a.jpg

IMG_0197a.jpg

ケーキの詳細は下記をご覧ください

ピエスモンテ HP http://www.piecemontee.co.jp/


      25日は日曜日のため定休となります。
      23日祝日は通常営業いたします(20時頃まで)

ぴかぴか(新しい)ご予約はお早目にぴかぴか(新しい)

ピエスモンテXmasポスター1a.jpg


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