もともとのキリスト教の国々では「The Twelve Days of Christmas」と呼ばれる、
キリストの生誕の12月25日から12日目までをクリスマス期間としています。

そういえば、ニュース映像で海外の新年カウントダウンには、背後にクリスマスイルミネーションが映っていることがありますね。
アジアの近隣諸国は旧暦で生活しているので、お正月は2月。 中国でも韓国でも、ツリーを片付けるのは12月26日ではなく、新年を挟んで旧正月近くまで飾られていたりします。
日本では、明治政府が西洋に習って陽暦を採用したため、1月がお正月になりました。
12日間のクリスマス期間を祝わず、一夜にしてクリスマスからお正月にチェンジするのは、もしかしたら日本だけかもしれませんね。
前職が小売業だった筆者にとって、12月25日の夜は一年で一番忙しい夜でした。
大量の飾りを片付け、商品を入れ替え、ディスプレイも変更… 大きな売場設置やショーウィンドウ担当の場合は、徹夜作業になった事もしばしば。
クリスマスの夜、街に消えていくカップルを横目で見ながら、黙々と作業をしていたものです。 と、これは余談でした(笑)

筆者は、このメリハリが大好きです。
日本人の多様性に満悦すると伴に、一年の締めくくりと
新年を迎えるため心機一転となる、大事な儀式のような気がします。
銀座ピアースビルでも、エントランスや各テナントが一斉に模様替えをしました。
早々に門松が届き、デジタルサイネージもお正月バージョンに変わっています。
今年もあと数日… 短い期間ではありますが、訪問されるお客さまやスタッフの方々に楽しんでいただけましたら幸いです。